応用情報試験で出てくる経営戦略系の分析フレームワークをまとめました。
- ファイブフォース分析
以下5つの分析する。いずれも外部環境についてまとめている、。
・新規参入業者の脅威
・代替製品・サービスの脅威
・売り手の交渉力(自分から見た売り手の状況。材料の仕入れ先など。)
・買い手の交渉力(自分から見た買い手の状況。お客様の状況)
・競争企業間の敵対関係
- PEST分析
企業を取り巻く外部環境の分析。マクロな分析=大きい視点の分析となる。
P:政治(Politics)
E:経済(Economy)
S:社会(Society)
T:技術(Technology)
の4観点から分析する。
内的要因と外的要因から企業の状況を分析する方法。
<内的要因>
Strength(強み)
Weakness(弱み)
<外的要因>
Opportunity(機会)
Threat(脅威)
- バリューチェーン分析
「主活動」と「支援活動」をもとに、どの活動で価値が生み出されているかを分析
する方法
以下4つの観点から企業の目標や課題を分析する手法
・財務
・顧客
・業務プロセス
・学習と成長
- 成長マトリクス
H.I.アンゾフが提唱した分析方法。事業の成長戦略を検討する。
・製品と市場
・新規と既存
で掛け合わせた4つの視点で分析を行う。マトリクス=行列=掛け合わせ。
上記のマトリクスで以下4つの立ち位置が表現される
・市場浸透(既存市場×既存製品)
・市場開拓(新規市場×既存製品)
・製品開発(既存市場×新規製品)
・多角化 (新規市場×新規製品)
- プロダクトポートフォリオマネジメント
PPMとも略される。
市場成長率と市場占有率を掛け合わせたマトリクス。
事業の市場による位置づけを分析して、資源配分を検討する指標。